バイク大好き!弱小バイク屋のおっさんの伝えたい事!

自分の持っているバイクの知識、経験など書いていきます。

ハーレー XL883N アイアン オイル交換 編  整備 メンテナンス雑記帳

ご覧頂き、ありがとうございます。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

寒さが堪える バイク屋ダイスケ ( baikuyadaisuke1 ) です。

 

今日も題名通り、そのままの記事です。

 

では、早速行きますよ!

 

「 ハーレーダビッドソン XL883N アイアン オイル交換 編  整備 メンテナンス雑記帳 

 

のスタートです!

 

 

お客様の依頼内容

  • オイル交換して、全部!

 です。

 

このお仕事頂きました! ありがとうございます!

 

普段通り、バイクを修理している所を、さくっ!とブログにしていきます。

 

「 作業手順とか、大体わかってるけど、念のため、確認! 」

 

とかいう感じで、使って頂けたら嬉しいです!

 

と、いつもの感じでブログを進めていくわけですが、このブログでは、ハーレーを扱うのは初めてなので、お客様の依頼内容の所の、「 全部 」 も含めて、簡単にご説明しておきます。( ハーレーダビッドソンのXLシリーズ、スポーツスターに限り )

 

  • ハーレーは、国産車と違い、オイルが2種類あります。( エンジンオイルとミッションオイル )
  • お客様のいう「 全部 」という意味は、エンジンオイルとミッションオイル全て交換して!という意味です。
  • オイルの種類もエンジンとミッションで違うので、2種類のオイルを使います。
  • ハーレーは、オイルフィルターが付いています。( 定期的な交換が必要 )今回の作業は全部なので、オイルフィルターも交換します。
  • 年式、車種によって違いますが、エンジンオイルは、サイドスタンドで、ミッションオイルは、車体を垂直にして、オイル量の点検をします。

 

予備知識として覚えておいてください。

 

では作業順序を簡単に書いておきます。

 

  1. 暖機運転、エンジンを温める。
  2. エンジンオイルのドレンを抜き、エンジンオイルを抜く。
  3. ミッションオイルのドレンボルトを、取り外し、ミッションオイルを抜く。
  4. オイルフィルターを新品と交換する。
  5. ミッションオイルのドレンボルトを取り付けて、新しいオイルに交換する。
  6. エンジンオイルのドレンを元に戻して、新しいオイルに交換する。
  7. エンジンをかけて、オイルレベルを確認。

 

これで作業完了です。

 

作業自体は、そんなに難しくはありませんので、「 サクっ! 」 といきますが、確実に作業はしています。

 

前置きが長くなりましたが、作業開始です!

 

先ずは、暖機運転、エンジンが温まったら、エンジンオイルを抜きます。

 

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これが、エンジンオイルのタンク。ハーレーの場合、エンジンとは別にエンジンオイルタンクがあります。

「 ドライサンプ構造 」 というものです。ドライサンプの説明は、またの機会にブログにしたいと思います。

オイルのフィラーキャップを緩めておきます。ハーレーはこれをやらないと、冬場は特にエンジンオイルが抜けません。

 

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赤丸 がエンジンオイルのドレンボルトです。この年式は、クリップでフレームに固定されていて、とても作業がし易いです。

ステンレスのホースバンドで固定されているドレン( プラスチックのキャップ )を抜いて、エンジンオイルを抜きます。

 

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ドレンを外すとこんな感じです。

上のクリップでフレームに固定されています。

国産車とは、全然違います。

エンジンオイルが抜けたら、ドレンを元に戻しておきます。

 

次にミッションオイルをドレンボルトを取り外して、オイルを抜きます。

 

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赤丸 が、ミッションオイルのドレンボルトです。

これを取り外して、オイルを抜きます。

 

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ミッションオイルが抜けたら、ドレンボルトを戻して、ミッションオイル入れるのですが、その前に!

 

XLのミッションオイルのドレンボルトは、国産車の様にシーリングワッシャーを使いません。

XLのミッションオイルのドレンボルトは、「 シールテープ 」と「 Oリング 」でオイルが漏れないようにしています。

上の写真の様に、毎回古いシールテープを綺麗に取り、毎回新しいシールテープに巻き替え、Oリングを交換します。

正規の作業方法では、Oリングも毎回変えるのですが、今回の場合は、まだまだこのOリングは交換する必要が無い判断したので交換しません。

 

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ミッションオイルを入れる為、ダービーカバー( ミッションオイルを入れるところ )を取り外すのですが、その前に、フットペグ( ステップ )を取り外します。

 

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これがダービーカバーです。

 

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ダービーカバーを開けて、わかりにくいと思いますが、矢印の金色のところまでミッションオイルを入れます。

オイルが入れたら、ダービーカバー、フットペグを元に戻します。

 

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次にオイルフィルターを取り外します。

ドバっ!とエンジンオイルが出てきますので、火傷に注意!

 

また、国産車と違うところですが、新しいオイルフィルターを取り付ける時、予め新しいオイルフィルターにエンジンオイルを入れておきます。

 

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写真の様に予めオイルフィルターの中にエンジンオイルを入れておきます。

また、オイルフィルターのエンジンに接す所のゴムにエンジンオイルを塗っておきます。

やっとオイルフィルターを車体に取り付けるのですが、またここで注意!

オイルフィルターはがっちり締めないで!ください。

工具は使わず、手で目一杯締める位で大丈夫です。

がっちり締めてしまうと、取れなります。

ホントに、取れなくなりますので、DIYでやる方は、注意してください。

 

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エンジンオイルを規定量入れます。

何度かエンジンをかけて、数回オイルレベルを確認します。

 

作業順序は、私のやり方で書いていますので、これが正しいとかではありませんので、ご了承ください。

 

やっと、作業終了です。

 

この瞬間、今、ここでがっかりしています。私は、ハーレーと国産車のオイル交換の違いを伝えたかったのですが、「 私の執筆能力が無いだけ! 」 かもなので、わかりにくかったかもしれません。ごめんなさい。

がんばりまーす。

 

 

わかりやすく説明しているつもりですが、わからな事や、わからない用語など、ご質問頂けましたら、お答えしますので、ご遠慮なくコメントください。

ご意見、ご要望などもありましたら、コメントで頂けるとありがたいです!

 

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最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます。

 

 

 

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