ヤマハ TW225 エンジン腰上オーバーホール 編 整備 メンテナンス雑記帳 その三
ご覧頂き、ありがとうございます。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
バイク屋ダイスケ ( baikuyadaisuke1 ) です。
今日の記事は、先日の記事に引き続きTW225のエンジンオーバーホールです。
今日で最終回です。
では、早速行きますよ!
「 ヤマハ TW225 エンジン腰上オーバーホール編整備 メンテナンス雑記帳 その三」
のスタートです!
(文書の進行上の関係で、写真の時間軸が少し前後しています。予めご了承ください。)
前回まで・・・
baikuyadaisuke1.hatenablog.com
baikuyadaisuke1.hatenablog.com
の続きです。
エンジンをばらして、故障原因もわかったので、後は壊れたパーツを交換して組み上げて作業完了です。
最初に簡単な作業手順を、説明しておきます。
作業手順
- 古いガスケット類を綺麗に除去する。
- カムチェーンテンショナーガイドを新しいパーツに交換する。
- シリンダーを組む。
- カムチェーンがエンジンに落ちないように、仮がねなどで固定。
- フライホイールを組む。
- ヘッドを組む。
- カムスプロケットにカムチェーンを掛ける。
- クランク側と、カム側の圧縮上死点(マーク)を合わせて組み付ける。
- 今までの逆の手順で元に戻す。
- エンジンをかけて、エンジンオイルの漏れ、異音、不調などが無いかチェック。
- 実際に試乗して、チェックする。
- 絶好調なら、作業終了!!
こんな手順です。
今日は組み上げていくだけなのでサクっ!と行きます。
先ずは、
これらを使って、
エンジンを組み上げていきます。
前回取り外した、カムチェーン、カムチェーンテンショナーガイドを新しいものに交換して、フライホイールを組み直します。
言うまでもありませんがガスケット、Oリング類は、全て交換です。
TW系のエンジンは、目視点検では使えそうでも、経年劣化でよくオイル漏れを起こしますので、見た目では大丈夫そうに見えてもガスケット、Oリング交換は、マスト交換です。
写真ではわかりずらいですが、フライホイール、カムチェーンテンショナーガイドを新しく組み直したところです。
綺麗になって、この人も喜んでいます(笑)
シリンダーは、傷も無くて綺麗な状態ですので、そのまま組み付けます。
下の矢印がカムチェーンテンショナーが、カムチェーンガイドを押す方向です。
エンジンの中にカムチェーンを落ちないように、クランクシャフト側のスプロケットからカムチェーンが外れないように注意しながら、組み上げていきます。
説明するのを忘れていましたが、カムチェーンのガイドは2つあります。
気付いているかもしれませんが、念の為。
役目を終えた、カムチェーンと、テンショナーガイドです。
お疲れ様でした。
次は、
圧縮上死点を合わせて、
ヘッドを組んでいきます。
カムチェーンがエンジンの中に落ちないように注意しながら、ヘッドを組んで、圧縮上死点の位置にカムスプロケットを合わせながら、カムチェーンを組みます。
前回も説明しましたが、これが正しい位置です。
勿論、
こっちも確認。ぴったり合ってます!
これらのマークが一致した所で、前回紹介した、悪の根源!カムチェーンテンショナーを取り付けます。
カムチェーンテンショナーを取り付けて、マークが一致していれば・・・
ばっちり!
あとは逆の手順で元に戻して、作業終了です!
エンジンをかけてみます。
緊張の一瞬!
ぶぉーん!どっどっと!
オイル漏れもなさそうですし、調子もいいみたい!
実際に試乗してみても絶好調!
直ったー!
とういうこの瞬間!
この瞬間の為に、この仕事をしているのかもしれない?!
とか思ってしまう事がしばしばあります。
この感動、わかってもらえるかなー?!
わかりやすく説明しているつもりですが、わからな事や、わからない用語など、ご質問頂けましたら、お答えしますので、ご遠慮なくコメントください。
ご意見、ご要望などもありましたら、コメントで頂けるとありがたいです!
良かったら、色々!? ポチッ として頂けると、励みになります!
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます!!!!
私のツイッターアカウント!
良かったら、フォローよろしくお願いします!!
もう一つブログやってます!
baikuyadaisuke2.hatenablog.com
良かったら、遊びに来てね!!
過去の記事
baikuyadaisuke1.hatenablog.com
baikuyadaisuke1.hatenablog.com